【9/17開催!】まちなか映画会で上映の『ユメコイ』監督・舟崎泉美さんにインタビュー!

貴志砂印

映画大好き…で、お馴染みの貴志砂印(キシサイン)です。
9月17日(日)の中町『まちなか映画会』に、友人が監督している映画が上映されると知り、勢いで監督にインタビューしてみました!

『まちなか映画会』とは

2012年にスタートした『八王子Short Film映画祭』は、毎年12月に八王子日本閣で開催される八王子を舞台にしたShort Film映画を通じて、八王子への貢献と新人監督の発掘をしたい、という想いが詰まったイベントです!

そして、本選とは別に、過去作品を見ていただこうと開催されたのが、中町『まち・なか休憩所』で開催する『まちなか映画会』
※無料で休憩・トイレ利用もできます!
※時にはサプライズで参加する監督や出演者のトークがある……かも!?

八王子Short Film映画祭×八王子宿『まちなか映画会』中町にて開催!

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監督『舟崎泉美(ふなさき いずみ)』さんにインタビューしてみた!

【舟崎泉美さん プロフィール】
小説家、脚本家、映画監督、演出家。

『ほんとうはいないかもしれない彼女へ』で第一回本にしたい大賞受賞。本作で小説家としてデビュー。同作は舞台化もされ、脚本も担当。
2016年からはゲームサークル『ひとりじゃ、生きられない。』にてストーリー制作などに携わる。

2018年からは映画製作をはじめ2019年『夜を駆ける』、2021年『ユメコイ』を監督・脚本。

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https://twitter.com/creambun396

インタビュースタート!!

貴志砂印

映画好きな方は、監督の人となりや発言を含めて作品を見る、という方も多いハズ。ということで作品についてなども根掘り葉掘り聞いてみました!

舟崎「SNSで個人でも発信できる時代なのは、頭ではわかっているのですが、なかなか……なので、このような機会はありがたいです!」

――上映作品『ユメコイ』のあらすじについてお聞かせください

舟崎「主人公はバーを経営する真紀。ある日、友人から夢の中で理想の王子様と恋愛ができる薬『ユメコイ』をもらいます。夢の中で王子様との恋に夢中になっていく。そんな中、現実では長年、真紀を支えてきた彼氏の潤からプロポーズされ心が揺れ動く。
ファンタジーでコメディな作品です。」

――現実的なストーリーかと思いきや!

舟崎「そうなんです。ファンタジーでコメディなので、ゆっくりした気持ちで見てほしいです。」

――そして……理想の王子様と恋愛ができると!?

舟崎「もちろん「夢の中で」の話ですが。できちゃいます。夢のようなアイテムですね。」

――王子様の名前が「タカシ」ですが……自分が呼ばれてる気になりました

舟崎「えっ!?……あぁ……貴志さんですもんね。」

――……オイラ……黙りますねw

舟崎「……ははは……(失笑)」

――気を取り直して、映画の撮影中のお話をお聞かせください

舟崎「撮影は、わきあいあいとした楽しい現場でした。」

――なんか自宅で撮影したとかって話ですが

舟崎「はい。作中に薬を飲んで寝るシーンがあるのですが、実はそこが自宅です。家の中に撮影スタッフが入ってきて、少し不思議な光景でした。」

――作中に八王子駅が出てきますよね。

舟崎「八王子駅前で撮影しました。朝の通勤時間の撮影で、ご迷惑かけないように努力しました。でも、王子様が登場するシーンで、八王子の『八』を消して『王子』だけ見せられたので、無事に撮りたい画が撮影出来てよかったです。」

――撮影時はコロナ禍だったと思いますが苦労はありましたか?

舟崎「『ユメコイ』は夢の中での話と、現実との話が交錯するストーリーです。そもそも『ユメコイ』はコロナ禍の影響をまったく受けていない世界感でシナリオを作っています。なので、極力マスクをしている人が入らないように配慮して撮影を行いました。」

――夢を壊さないようにですね。

舟崎「夢のシーンは主人公の真紀の理想の世界を描いているので、理想の世界がコロナ禍だとおかしいじゃないですか(笑)」

――結婚式場、夢のような素敵空間でしたね!

舟崎「あれは、Royal Garden Palace 八王子日本閣さんです。八王子Short Film映画祭は八王子日本閣さんが実行委員を勤めています。そのため、ノミネートされると八王子日本閣さんの施設をお借りできるという特典があるので、理想を具現化したようなキラキラしたシーンを実現できました。」

――様々なシーンの画力が強かったのが印象的です。

舟崎「メイク室や控室も素敵で、とても豪華なドレスも貸していただきました。」

――役者さんの話で何かエピソードはございますか?

舟崎「今回、200名以上の応募があったオーディションの中で、主演の宮瀬彩加さんとお会いすることになったのですが、脚本を変えてでもこの人がいいと思えるような、恋する乙女感があり、とても魅せられました。

なので、もともとの脚本は『夢と現実に悩む大人の女性の話』ではあったのですが、宮瀬さんに合わせて、まだ夢を捨てきれないような幼さが消えていない乙女な主人公に脚本を微調整しています。」

――では、『ユメコイ』のみどころなど教えてください。

舟崎「ファンタジーでコメディな作品ですので、主人公の真紀と王子様のタカシの会話に注目しながら、キラキラした世界観を見てほしいです。そこに確かにある理想(夢)と現実に、真紀が最終的に、どういう決断をするか、楽しみにしつつ、自分の愛の在り方を見つめてくれたら嬉しいです。」

貴志砂印

『ユメコイ』に込められたメッセージは、とても考えさせられるもので、男子が観ても『なるほど』と気づかされる部分がある。そして、カメラワークも面白く、ショート映画作品ならではの集中力で楽しむのも一興です!

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イベント概要

【開催日時】
2023/9/17(日)14:00~(13:30開場)

【場所】
まちなか休憩所八王子宿 2階『まち・なかギャラリーホール』
所在地 : 東京都八王子市中町12-11-1

【主催】
八王子Short Film映画祭
https://hachioji-filmfestival.com/

当日上映作品

『ファーザー×ファーザー』
監督:たかせしゅうほう
第1回八王子Short Film映画祭<一般部門>日本閣特別賞

『ユメコイ』
監督:舟崎泉美
第9回八王子Short Film映画祭<一般部門>

『TARO SINGULARITY』
監督:香取剛
第5回八王子Short Film映画祭<一般部門>

まち・なか まちなか休憩所 八王子宿

住所
東京都八王子市中町12-11-1
アクセス
八王子駅北口 徒歩7分
営業時間
1階 10:00~19:00
2階 10:00~20:00(21:00)
使用申込がない場合閉館
定休日
第4水曜日、年末年始(12/29~1/3) イベント開催時は変更となる場合があります。
Webサイト
https://machi-naka.net/
Twitter
@machinaka802
Instagram
@machinaka802
備考
まちなか休憩所 / 042-620-7305
物販スペース / 042-623-6300
ギャラリーホール / 042-644-7611
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