防災機能を備えた市民の憩いの公園 医療刑務所跡地に『集いの拠点』令和8年10月オープン

JR八王子駅南口にあった、医療刑務所の広大な跡地が更地になっています。いったい何ができるのか?市のホームページでは『集いの拠点』(仮称)となっています。詳しい話を聞いてきました。

図書館・博物館・交流スペース

市役所5階、集いの拠点整備課の神谷(かみや)課長と菅野(かんの)主任にインタビューしました。

――あの跡地には何ができるのですか?

「防災機能を備えた公園内に、ライブラリ・ミュージアム・交流スペースが一体となった複合施設ができます。自宅でも、学校・職場でもない心地よい居場所、いわゆるサードプレイスとして市民の皆さんに利用していただけることを目指しています」

「集いの拠点」(仮称)完成予想図(画像提供:八王子市)

――完成予想図の丸いユニークな建物が複合施設ですか?

「はい。敷地には、南北に12mの高低差があります。その地形を利用した設計になっています。例えば、建物の屋上は芝生広場なのですが、そのまま公園につながっています」

「集いの拠点」(仮称)完成予想図(画像提供:八王子市)

――面白いですね。その他、設計に関する特徴は?

「計画段階からパブリックコメントやワークショップで市民の皆さんの意見をお聞きし、専門家や各団体のアドバイスも受け様々な方が安全に利用できるように配慮しています(ユニバーサルデザイン)。また、環境に配慮した省エネ設計となっています。

交流スペースには、コーディネーター(市民や学生の活動をサポートするスタッフ)がいたり、ライブラリではカフェで注文したドリンクを飲みながら本を読むこともできます。もう一つの目玉は、伝統芸能や市民の発展の場として利用することができるヒノキ造りの本格的な舞台があることです」

「集いの拠点」(仮称)完成予想図(画像提供:八王子市)

――防災機能を備えている公園とは?

「広域避難場所でもあり一時滞在施設として、3日間1000人程度が滞在できる体制も整えます」

――この計画はいつ頃から?

「明治28年に造られた医療刑務所がが昭島に移転することが決まり、そこに八王子のシンボルとなるような施設を造ろうということになり、国有地であった敷地を市が取得しました。活用計画が策定したのが平成28年。平成30年に医療刑務所が移転。オープンは令和8年の10月予定です」

「集いの拠点」(仮称)完成予想図(画像提供:八王子市)

この施設の紹介動画は公式サイトから。

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