
秋の味覚といえばサンマ。今年は久々の豊漁で、ふっくらとした極上の魚体が八王子の老舗『魚政』に並びます。創業100年の目利きが選ぶ一尾は、脂のりも鮮度も別格。この秋は、ちょっと贅沢に“ごちそうサンマ”を堪能してみませんか?
昭和元年創業・地域に根ざす魚屋
甲州街道から1本路地に入った八日町にある『魚政』。創業は昭和元年で、今年でちょうど100年を迎える老舗です。

店奥に掲げられた屋号入りの一枚板の看板が、その歴史と誇りを静かに物語っています。

極上サンマが入荷!
仕入れは豊洲から毎日直送。その日ごとに異なる魚が並びますが、どれも目が澄み、身に張りがあり、鮮度は一目瞭然。旬の魚が揃い、訪れるお客さんを楽しませています。

仕入れの最新情報はインスタグラムで確認できます!
秋の主役といえばやっぱりサンマ。今年は豊漁により入荷も安定し、手に取りやすくなりました。

魚政のサンマは老舗ならではの目利きで選ばれ、鮮度も魚体の張りも別格。指3〜4本はありそうな太さで、背から見ても厚みが違います。まるでタチウオと見紛うほどの立派さ!

1尾1,400円の極上サンマも見せていただきました。魚体がピッカピカで、ため息級の美しさ…。身の厚みも全然違います。常連さんが予約していた特別な魚だそうです。市場でも流通量が少なく、100年の歴史と信頼があってこそ仕入れられる逸品です。

塩を振って下ごしらえ
魚政でいいサンマを購入し、ちょっとした土曜日の贅沢を味わいました。購入したサンマの鼻先は黄色く、目は黒く澄み、鮮度の良さが際立ちます。そしてなんといっても太い!軽く包丁でウロコを落とし、全体に塩を振って下準備を整えます。

コンロで焼く場合は、ヒレに化粧塩を施すと、焼き落ちにくくなるだけでなく、焼き上がったときにヒレがピンと立ち、見た目も美しく仕上がります。さらに、塩味に濃淡が生まれ、旨みのグラデーションを楽しむことができます。


秋の味覚を満喫
焼き上がったサンマに大根おろしとすだちを添えれば、脂のジュワッとした旨みと爽やかな酸味が最高の相性です!


冷えた瓶ビールを合わせれば、これぞ秋のごちそう。今年は久々に“サンマの季節”を存分に味わえそうです!
こちらはフライパンで焼いてみました!我らが師匠(!?)、料理人・笠原さん流(YouTubeを参考にしました〜)。皮はパリッと焼けて、コンロの掃除も不要。手軽なのにおいしくいただけます!


めっちゃうまでしたわ…身の詰まり方と脂のノリがやっぱ違う!あと野菜揚げ(魚政さんで購入!)もアテに良き!

「創業100年の老舗」と聞くと入りにくそうですが、実際はフランクで親切!魚に詳しくなくても安心して買えます。気軽に立ち寄れて週末の贅沢にもおすすめ。土曜は売り切れが早いのでご注意を!
魚政
- 住所
- 東京都八王子市八日町9-22
- アクセス
- 八王子駅北口 徒歩11分
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- 日・祝
- 電話
- 042-625-1598
- @sakanaya_uomasa
- 備考
- 駐車場なし。近くにコインパーキングあり。
チェックしよう!