良い靴を持つなら『Gozovation』

納得の一足のためのプロ集団

甲州街道沿い、八日町にある
Gozovation (ゴゾベーション)
にお邪魔しました。

今回は夫の靴をセミオーダーしたのですが、
夫も私も靴のオーダーメイドは初めての経験!
どきどきしながら伺いました。

代表の福士さん。
靴のオーダーでとっても頼りになるのはもちろん、
男前なうえに気さくで素敵な方です。

手作業での細やかな計測 (パターンオーダーの場合)

まずは夫の足を計測していただきました。
驚くのは、すべてが手作業によること、
そしてその作業の細やかさ!

下にインクを敷いた紙の上に足を置き、
輪郭をなぞります。

すると輪郭だけでなく、
インクの濃淡で重心のかかり具合もわかるのだといいます。
夫の場合は小指部分がほとんど見えません。

隅々まで計測し…

足の動きも直接チェック!

さらには足にとどまらず、全身のバランスも確認!
夫は腰痛持ちを見抜かれていました。

こうした計測のすべてが手作業であることに驚きつつ、
「じゃあ機械化するとしたらどんな感じだろう?」
と考えると想像がつきません。

それはつまり、
プロの手仕事だからこそ実現できるクオリティ
にほかなりません。

フルオーダーの場合

今回の夫の靴はセミオーダーでお願いしましたが、
Gozovationのオーダーメイドにはもうひとつ
フルオーダーという選択肢もあります。

フルオーダーの場合は採寸結果をもとに
一から木型を作ります。

木型をもとにした仮靴を実際に履き、細かくチェック。
作業されているのは、整形外科靴マイスターの
ハーゲンさんです。

仮靴でチェックしたポイントを木型に反映・修正し、
やっと木型ができあがります。

デザイン・素材・カラーの選択

まずは60種以上の豊富なサンプルから
デザインを選択します。
サンプルにないデザインも有料オプションで対応可

さらに全体のフォルムだけでなく、
一足を完成するために決めるディテールは山ほど!

たとえば靴を縁どるように縫い付けるパーツ(ウエルト)や糸(出し縫い糸)、ソール…

内羽根なのか外羽根なのか、
靴ひもの形状や色味、踵部分のデザインも
印象を大きく左右します。

靴底も、履き心地・見た目ともに大切ですよね。

続いて素材選び。
特性や色合い、お値段も実に様々!

まだまだ書ききれないほどのポイントがあり、
選択を繰り返して作られる靴はまさに
自分のための一足!

まだオーダー段階ですが靴への愛着と、
お店への信頼が沸き上がっていくのを実感します。

完成品の受け取り

靴が完成したとの連絡をいただき、約2か月ぶりに
いそいそと伺いました。
完成したのはこちら!

夫だけのための一足が、職人の皆さんの手仕事を経て
できあがったことに感動!

永く快適に履いていくために、お手入れの方法も
しっかりレクチャーしてもらえます。

ソックスやその他の革製品も取り扱い

Gozovationでは靴だけでなく、ソックスや
様々な革製品も扱っています。

ベルトは13,000円～。
太さや革、バックルをチョイスできます。

ベースキャンプのような役目を果たしたい

代表の福士さんのお話で特に印象的だったのが
「靴や足のことを学べる・助けが得られる・新しい生活が始められる
ベースキャンプのような役目を果たしたい」
というお言葉。

良いものに出会うために、ここに来てもらえたら導けるような存在でありたい
というそのイメージを具現化するように、
Gozovationにはスタッフの皆さんのほかにも
スペシャリストが揃います。

偶然取材の日にご挨拶できたのは、革のスペシャリスト
斗谷諒さん。
よくGozovationに遊びに来てるのだとか！
Instagram

市場では排除されてしまう生前の皺や血管、ムラを
「味としてそのまま残したい」という信念を
聞かせてくださいました。

また、国内ではGozovationでしか入手できない
メーカーの革の取り扱いもあり、遠方からいらっしゃる
お客様も多いのだとか。

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