八王子が誇る名店『カザーナコーヒー』でコーヒーに向き合うひとときを

市内抜群の人気を誇るコーヒー豆専門店

八王子駅北口から徒歩10分ほど。地域に愛される名店が立ち並ぶみずき通りに、ガラス張りに緑が映える美しいコーヒー豆専門店があります。

こちらがKhazana Coffee(カザーナコーヒー)
数多のコーヒー専門店の中でも抜群の人気を誇り、八王子のコーヒー好きで知らない人はいないほど。
所在地 : 東京都八王子市本町2-5-1F

店内でコーヒーを味わうこともできますが「カフェというよりはスペシャルティコーヒー豆の専門店」と仰るのは店主の栗原さん。
「コーヒーは皆様の元で召し上がって頂くまでに、たくさんの人の手を経ています。その出口にいる私たちが、作る人と飲む人との架け橋としてベストのものを自信を持って提供したいと思っています」とご自身の役割を語ってくださいました。

大きな結果をもたらすのはシンプルな信念

カザーナコーヒー以外の場所でも、様々なお店でカザーナコーヒーの商品を目にします。
それは卸しとしてもカザーナコーヒーが広く求められる存在であることの表れ。

たとえば市外にもファンが多い『うなぎ高瀬』でも、カザーナコーヒーが提供する高瀬ブレンドが!
「鰻の食後の余韻に沿うようなコーヒーの製作は、難しさもありましたがとてもやりがいのある挑戦でした」といいます。

「提供する豆を相手に気に入っていただいた上で、互いに信頼関係が築けてこそ。必要があればコーヒーを淹れるトレーニングも行います」
おいしいコーヒーを届ける根底には中途半端を排除したアプローチがあります。

取材に伺うまで、現在の成功は様々な取り組みが功を奏したものと勝手に想像していました。
ところが、栗原さんが話してくださったのは「最高のコーヒーを提供する」というはっとするほどシンプルな信条。

「まずは最高のコーヒーを提供し、愉しんで頂くこと。それがたくさんの方に知ってもらうことに繋がり、結果的に八王子という街にも役立てたら嬉しい。」
信条を貫く姿勢が多くの人を魅了する秘訣と知った瞬間でした。

最高のコーヒーに出会い、向き合う場所

店頭では日替わりで常時2種類の試飲が可能。

用意されたリーフをもとにじっくり豆を選ぶ時間もとっておきのひとときです。

おすすめは2018年10月に発売したカザーナブレンド。
誰の口にも合うコーヒーを目指したブレンドです。

実は筆者は20歳を過ぎるまでコーヒーを飲むことができませんでした。よく見る酸味×苦味のチャートを見て、苦いコーヒーも酸っぱいコーヒーも飲みたいとは思えなかったのです。
そのエピソードを勇気を出して栗原さんに漏らすと、思いがけない言葉が返ってきました。

「あのチャートはなぜ作られたのかな？と。カザーナコーヒーでは時間が経って劣化してしまった『酸味』、過度な焙煎による『苦味』という言葉は用いないようにしています。
勿論、コーヒーは嗜好品ですので多様なお好みがあるという前提での話ですが『コーヒー＝苦くて黒い液体』という固定観念の呪縛から多くの人が自由になって頂けたら、という想いが根底にあります。
フルーティな風味の浅煎りからしっかりとしたコクのある深煎りまで、季節、天候、時間帯やシチュエーション、ペアリングからアレンジまで先ずは自分たちが意識しながら日々愉しみを方の幅を広げられたら、そして、まだ多くの方がご存知ないコーヒーをご紹介できたら、と思っています」

すでにコーヒー好きを自覚している方だけでなく、もしかしたら苦手意識を持っている方や、ひと味違った愉しみ方を探している方にも。
多くの人が新しい扉を開くきっかけが、カザーナコーヒーにはあるに違いありません。

現在は感染症対策のため、店内での滞在は30分以内としています。

その時間はじっとコーヒーと向き合う時間。
そのための場所がカザーナコーヒーには用意されています。

10月で15周年を迎えられ、記念キャンペーンがスタート。
最新情報はお店のInstagramをご確認ください。

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