沖縄大好きなマスターによる沖縄料理&レアな沖縄酒『舶来茶屋 天正庵』

沖縄料理店よりも泡盛のラインナップがすごい店

JR八王子駅南口から徒歩5分のところにある『舶来茶屋 天正庵』。レトロでおしゃれなカフェというイメージですが、実はマスターが沖縄が大好きで、沖縄料理やレアな泡盛がいろいろ楽しめる店でもあるんです。

沖縄キムチ

こちらは沖縄・八重山地方でよく使われている「ピパーチ」というスパイスを使ったマスター考案のキムチです。胡椒ともまた違った独特の風味が沖縄を感じさせてくれます。

タコライス

沖縄料理の中でも知名度が高いタコライス。こちらのお店では別途サルサソースをつけており、お好みでかけて食べる仕様になっています。”那覇の有名店直伝”とのことなので、詳しい話はお店でマスターに聞いてみてくださいね。

沖縄おでん

今回いちばん紹介したい沖縄メニューはこちら。沖縄おでんはテビチ(豚足)とレタスが入るのが特徴だそう。

4日間煮込んでぷるっぷるになったテビチ。圧力鍋を使えばもっと短時間でできますが、やわらかいところと歯応えを残すところをつくるためにあえて圧力鍋を使わないそうです。こんなところにもマスターのこだわりが見え隠れします。

「おでんにレタスって合うの!?」って思う人もいるかもしれませんが、すごくよく合うのです。おでんの汁をよく吸ったレタス、逆にレタスの旨味がおでんの汁にも出ていて、相乗効果になっています。

マニアックなお酒の数々を少しだけご紹介!

【季節限定泡盛(神村酒造)】
マスターが個人的につきあいがあるという沖縄・うるま市にある神村酒造の「季節限定泡盛」。その季節の旬なお料理に合わせて飲むように造られたそうで、前述の沖縄おでんに合わせるならやはり「冬泡盛」がいいとのこと。

【守禮 1986年蒸留(神村酒造)】
同じく神村酒造の「守禮 1986年蒸留」。このお店でいちばん古いお酒だそう。蒸留酒、特に泡盛は年月が経てば経つほど角が取れてまろやかになるので、35年経った泡盛がどんな味がするのか、ぜひ確かめてみてください。

【白百合 粗濾過四十四度(池原酒造)】
強烈な個性により熱烈なファンを持つ「白百合」。泡盛はアルコール度数が30度なのが一般的ですが、こちらは44度とかなり高め。なおかつうまみ成分を多く残した”粗濾過”製法。こちらも味わいが気になりますね。

【IMUGE.】
沖縄が「琉球王国」だった時代に庶民の自家醸造酒として親しまれていた「イムゲー」。明治時代後期に自家醸造を禁止する酒造法が施行されたことにより、姿を消してしまったそうなのですが、この度1世紀ぶり(!)に「IMUGE.」として復活したとのこと。さつまいもと黒糖を使った泡盛でも焼酎でもない唯一無二のお酒。こちらも天正庵では飲めるんです。

知識豊富な物腰やわらかいマスターがお酒の楽しみ方をいろいろと教えてくれます。今回紹介した沖縄料理や沖縄のお酒が気になった方はぜひ行ってみてください。

舶来茶屋 天正庵

テイクアウト 実施中。

住所
東京都八王子市子安町1-29-1
アクセス
八王子駅南口 徒歩3分
営業時間
12:00~15:00(LO 14:15) / 17:30~23:00(LO 22:30)
定休日
月曜日(祝日の場合は翌日)
電話
042-648-1055
Webサイト
http://tensyouan.flips.jp/
Twitter
@Tensyouan
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