【日本初!?】屋内キャンプが体験できる『Bistro CAMPER』がオープン!
八王子で屋内キャンプができる日本初のお店がオープンしたと知り、さっそく焚き火体験に行って参りました!
お店はJR八王子駅北口から徒歩4分。八王子オクトーレを右手に、甲州街道方面へ進みます。
ここから2分ほど歩くと、2階に居酒屋『一休』が入ったビルの6階に『bistro CAMPER』の看板があり、液晶モニタつき看板でお店の雰囲気を映し出しています。
所在地 : 東京都八王子市東町10-4 HKビル 6F
屋内でキャンプができるお店とは?
『bistro CAMPER(ビストロキャンパー)』は、アウトドアメーカー「Bush Craft Inc.」直営で、料理もアウトドア体験も超本格なビストロです。
店内に入ると、焚き火の映像が大型プロジェクターに映し出されています。
写真は静止画ですが、実際は炎が激しく燃える映像なので、大迫力で圧倒されます!見ているだけで、ワクワクしてきました!
こちらが席で焚き火ができる『焚き火席』です。
人工芝に、木製テーブルとアウトドアチェアのレイアウトです。これだけでアウトドア感ありますね!
カウンターは6席あります。
少し大人の雰囲気で飲むのもアリかもしれません。
テーブル席は写真の右側に大型プロジェクターがあるので、大人数でアウトドアの雰囲気を体験するのにおススメです。
屋内で焚き火体験
焚き火体験をしたかったので、焚き火席を予約しました。
テーブルには、焚き火台、薪(ナラ)、アルコール式燃料・アルコール式燃料用容器(円筒形のセメント)・トング用手袋が用意されています。焚き火席では、2つのタイプの焚き火から選べます。
①薪を使う本物の焚き火台(金属製)
②演出用のアルコール式燃料。
テーブルに置かれた2つからどちらか1つを選択するのですが、もちろん「本物の焚き火」を選択しました。薪に火をつけたいタイミングで、店員さんが着火してくださいます。アルコール式燃料は焚き火の匂いや火の粉などが出ないので、服装などによってはアルコール式燃料の選択もできる配慮がされています。ただしアルコール式燃料ですと、一部の焚き火席限定メニューが利用できません。
取り皿はキャンプっぽく、アウトドアファン御用達の「シェラカップ(Bush Craft Inc.製品)」を採用しています。
実際のキャンプでは、これでお酒やコーヒーを飲んだり、直火にかけて調理したりと、汎用的に使われる「調理器具にもなる食器」です。シェラカップをよく使う人は、バックパックにひっかけて、ぶら下げたまま山を歩くことも多いそうです。
薪で焚き火をやる際の注意書きが、テーブルの端に置かれています。店員さんが説明してくださいますが、よく読んで注意して扱いましょう!
桜の薪とスモーク盛り合わせ
注文は、テーブルに設置のタブレット端末から行います。焚き火メニューの中から注文しました。1,300円です。
内容はカマンベールチーズ、ベーコン、うずらの玉子、スモークサーモン、スモークタンで、単品5種すべて盛り合わせのお得メニューです。スモークチップは桜の木のチップで、さらにおいしくするため、用意された桜の薪(右側の薪)を使用します。焚き火席以外は、桜の木のチップのみ使用とのことなので、香りも堪能したいのであれば、焚き火席をおススメします!
盛り合わせが出てきたタイミングで、店員さんに着火していただきました。あっという間に炎が立ち上がり、好きな具材を好きな炙り加減で食べます。焚き火を見るだけでも興奮します!火が弱まってきたら、薪を足します。桜の薪がなくなったあとは着席時に用意されていたナラの薪を追加して、最後まで焚き火を楽しみました。
薪は初回は無料ですが、追加する場合は「焚き火」メニューから、それぞれ注文します。
オーナー・相馬さん:ご注文いただいたお料理はお客様のモノですから、焚き火席では何でも自由に「炙り」にしていただいて構いません。例えばお肉を「追い焼き」したり、シェラカップでスープを温めなおしたり。本当のキャンプのように自由に楽しんでいただけたら嬉しいですね。
お客さんのお好みで色々な食材を炙って、さまざまな食し方でオリジナルのキャンプ体験ができるのは、なおさら楽しみが増しますね!
鶏・豚・牛の高級生ハム盛り合わせ
「シェフのおススメ」メニューから注文しました。1,300円です。
豚・牛・鶏の生ハムです。生ハムと言えば豚ですが、牛と鶏は初めて食べたかもしれません!
焚き火フライパンのバルマピザ
「ワンプレート」メニューから注文しました。900円です。
生ハム、ルッコラ、ロディジャーノチーズのピザです。フライパンで出てくるのが、アウトドアっぽいですね!
本日の生パスタ
ピザと同じ「ワンプレート」メニューから注文しました。1,400円です。
この日は「燻製ベーコンと新じゃがのジェノベーゼ」でした。ベーコン、新じゃがのほか、エビも入っていました。生パスタだけあってモッチモチです。
焚き火のストロベリースモア
デザートを、「焚き火」メニューから薪を追加して注文しました。マシュマロを焚き火で炙るという、新感覚スイーツです!
クラッカーに乗せた炙ったマシュマロは口の中でフワっととろけ、生クリームと野イチゴのソースとの相性抜群です!
焚き火だけではない!釣り体験もできる
焚き火にフォーカスしてきましたが、なんと釣りも体験できるのです!「メニューから「釣り体験」500円を注文すると、15分間で3匹までのニジマス釣りができます。ニジマスは2年目の幼魚になります。「釣った魚の調理(洋風フライ)」800円を別注文すると、釣ったニジマスをフライに調理していただき、食べることができます。せっかくなので両方注文しました!
釣りは、ニジマスが入った水槽からできます。店員さんが竿に餌を付けるところからサポートしてくださるので、釣り初心者でも安心してください!
7~8分で3匹釣れました!釣った魚は小さい水槽に入れてくださいます。
釣ったニジマス3匹が、フライで出てきました。火を通すと魚の水分が飛んでしまうので、瞬間的にフライにすることで水分が凝縮されます。衣はサクサク、身はみずみずしく柔らかくて甘く、おいしくいただきました!
オーナー・相馬さんにインタビュー
「Bush Craft Inc.」は、キャンプ場を茨城県高萩市で2ヶ所経営するだけでなく、タープ、調理器具、薪など…アウトドアグッズを多数取り揃え販売しています。「Bush Craft Inc.」の社長であり『bistro CAMPER』オーナーの・相場 拓也(そうま たくや)さんに、なぜ屋内で焚き火ができるお店をオープンしたか?お聞きしました。
相馬さん:サラリーメンから独立して、通販をやってきました。上手くいったので次のステップで飲食店をやりたかったのですが、有望な人材がいなかったので、アウトドアの会社「Bush Craft Inc.」を立ち上げました。
9年ぐらい経って、おいしい料理が食べれるのとサービスが良いのは当たり前、どうすれば飲食店で残れるか?と考え、焚き火・釣り・大型のプロジェクター、3つの体験型キラーコンテンツというコンセプトに辿りつきました。
――お店のウリ・コンセプトは何でしょうか?
相馬さん:店内はグランピングに近く、屋内にいながら安心してキャンプができることです。他店はファーニチャー系やテントがあったりしますが、完全屋内で焚き火が出来るのは当店が初めてなんです。
※グランピングとは・・・グラマラス(豪華な)とキャンピングを組み合わせた言葉で、テント設営やバーベキュー道具を準備しなくても気軽にキャンピングを楽しめる体験のことです。
――「日本初!屋内キャンプができるビストロ」と謳っていますが、本当に日本初なのでしょうか?
相馬さん:色々調べたのですが…固形燃料やアルコール燃料を使用できるお店はあります。丸ノ内に焚き火ができるお店はありますが、店内に1箇所だけなので、当店が「日本初!」と言えます!
「日本初!」というのは、焚き火の「火」と席数に違いがあるのですね!
「Bush Craft Inc.」は、茨城県高萩市で2ヶ所、キャンプ場を経営しています。2ヶ所のキャンプ場のコンセプトは異なりますが、共通しているのは「自由」。ファミリー・初心者が来ても、設備が整っているから楽しめるそうです。それ屋内で体験してもらおうというのが、『bistro CAMPER』なのです!
屋内キャンプは初めてだったので、最初から最後まで楽しめました。
天気や気候に関係なく、1年中楽しめるのが魅力です!76席あるので、家族連れ、友人と、デート、パーティーや2次会利用など、珍しいコンセプトのお店で多目的に利用すると、喜ばれると思います。
おいしい料理と屋内アウトドアを、ぜひ同時に堪能してみてください!
Bistro CAMPER 八王子店
- 住所
- 東京都八王子市東町10-4 HKビル 6F
- アクセス
- 八王子駅北口 徒歩4分
- 営業時間
- 【火~土曜日】12:00~14:30(L.O 14:00)
18:00~23:00(Food L.O 22:00,Drink L.O 22:30)
【日曜日】
12:00~16:00(L.O 15:00) / 17:00~21:00(L.O 20:00) - 定休日
- 月曜日
- 電話
- 050-5600-1983
- @bistrocamper
- @bistro_camper
- 備考
- 76席(焚き火席20、メインホールテーブル36、同ソファ13、カウンター6)、カード・電子マネー・QRコード決済可、大型プロジェクターあり、貸切営業可、室内分煙
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