下柚木の人気店『口樂』。「ラーメンを超えたラーメン」を提供する孤高の麵屋さんをご紹介させていただきます。
『口樂』はスパイスを駆使したまぜそばや、つけ麺などで知られ、都内からもお客様が絶えません。その口樂2号店が半年限定で、南新町の前『鶏びあんaobaみやみや』の跡地にオープンすることになりました。
ここでは、『まぜそば』で勝負するそうです。
オーナーの色川賢一さんはもともと、中国料理の料理人。全国の様々な地で修業、31歳の時に下柚木に口樂をオープン。
「あの、ミュージシャンですか?」と聞きたくなるような風貌ですが、「味の追究」のために生きているような料理人。その彼が、2020年、熊本のイベント出店時に出合ったのが、石川佐知子さんと日下裕介さん。その3人で南新町店を立ち上げました。
熊本で出会った3人。真ん中がオーナーの色川さん。
クセになるまぜそば
南新町店はカウンター6席プラステーブル4席と小さい店ですが、清潔で、女性が一人で入りやすい店を目指したいといいます。
そのメニューは「ラーメン」の概念はまず、はずしてください。小麦粉を打った自家製手もみ麺はほどよいコシ、数種類のスパイスが徐々に鼻に抜ける。肉も野菜もたっぷり。とにかく食べ応えがあります。
一度食べたら病み付きになる味。何回も通いたくなるまぜそばです。
「お酒のおつまみにもなるんです」(佐知子さん)。ランチはもちろん、仕事帰りにも、気軽にまぜそばとワインで過ごしてほしいそうです。
スパイスとハーブのルージャン麺1180円
ところで、口樂はすでに3号店開店も決まっています。それは相模原市の広大な土地で、飲食店はもちろん、キャンプ場や釣りもできる場所。
これから男性陣で手を入れ『口樂村』を目指すそうです。「ここから車で約30~40分で、犬連れでキャンプもでき、ラーメン食べ、ハンバーガーも……。そんな場所、なかなかないので借りました!」(色川さん)
南新町店で知り合った方々を、相模原のその『口樂村』にいざないたい。夢は広がります。
生姜のルージャン麺920円と炙りチーズごはん290円
作る麵と同じく、ガツンと来るスパイシーな彼らの生き方と『風味』を味わいに出かけてみてください。(高田)
地域情報紙 よみっこ
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