あの味のヒミツはプロの技!地元に愛され続ける『肉の富士屋』
取材先で買ったカツサンドを食べた娘が「これおいしい。どこで買ったの?」と絶賛。みずき通りにある、食肉と総菜の店「富士屋」の社長、今井さんにお願いするとすぐに取材に応じていただけました。
第1回「八王子お店大賞」受賞店
美味しいはずです。厳選された素材を使用し、豊富な経験を持つ調理人による手作りです。おまけにリーズナブル。第1回「八王子お店大賞」を受賞したのもうなずけます。
取材した午後2時といえば、買い物には中途半端な時間ですが、訪れるお客さんが途切れることはありません。
ミートコロッケなど店内左には100種類を超えるという総菜コーナー。「冷めても美味しく食べていただけるためには、さらに技術が必要です」と今井さん。一番人気のミートコロッケは、挽肉たっぷりで、ボリュームもあり115円(税込)。その他定番のフライ、ヒレカツサンド(740円)、煮込みハンバーグ(730円)など肉を使ったもの以外にも、和食、生クリーム付きの「はちナポ」など。ついつい買い過ぎないように注意!
今日はすき焼き!
店の奥は精肉コーナー。やはり目を引くのは、きれいな霜降りの松阪牛などの国産ブランド和牛。銀座の有名飲食店のオーナーが来店し、肉質と価格を見て、即決で仕入れを決めたとの話から分かるように「この質でこの価格はすごい」。
牛肉の売れ筋は、岩手県産の前沢牛。豚肉は、群馬県産の「榛名ポーク」、鶏肉は、千葉県産の「錦爽どり」。
「全国を回り、ブランド肉を全て食べ、納得して選んだ肉しか置いていません」とのこと。
すぐ近くのお弁当屋さん「シェフフジヤ」も人気です。
三代目 日々進化
「新潟出身の祖父がここに開店して、今年で74年になります。当時はここからもきれいに富士山が見えたので『富士屋』です」
会社員をしていた今井さんがこの店を継いで22年。地元への強い愛着から、第一小とコラボしての「みずき通りフェスティバル」、商店会の活性化、地元出身のグループへの応援等、地元を元気にする活動に取り組んでいます。
富士屋代表取締役今井治さん
昔は小谷横丁
「小谷横丁」と呼ばれていたこの通りが「みずき通り」と呼ばれるようになったのは、市役所が移転し、その跡地にいちょうホールができた際、花水木を植樹したことからです。
苦戦する商店街が多い中、肉の山本屋等の有名店、新しいカフェ、個性ある各店等、銭湯(2021年に閉店しました。老朽化のため閉店)……懐かしさと新しさが混在する親しみのある魅力的な通りです。
地元の名店「富士屋」、まだ行ったことない人はぜひ一度!お惣菜だけじゃなく、すき焼き用のお肉やお弁当も要チェックです〜!
肉の富士屋
- 住所
- 東京都八王子市横山町16-6
- アクセス
- 八王子駅北口 徒歩10分
- 営業時間
- 10:00~19:00
- 定休日
- 年中無休
- 電話
- 042-622-0952
- Webサイト
- https://www.nikunofujiya.jp/
- https://www.facebook.com/nikunofujiya.3/
- @fujiya29
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