【40周年記念】『秋の八王子七福神めぐり』が『いちょう祭り』と同日に開催!
例年お正月1日から10日まで開催されている八王子七福神めぐり。
2021年は40周年記念ということで2021年11月20日(土)21日(日)に行われるいちょう祭りと同日に行われることに!
今回は一足先に、10月23日に行われた七福神めぐりに参加してきました!
11月20・21日 両日9:00スタート!
『七福神めぐり』とは福をもたらす神様として室町時代から信仰されてきた『七福神』を祀っている寺社を巡拝して開運を祈る行事です。
八王子では八王子の八の字にちなみ七福神に吉祥天をくわえた『八福神』をめぐります。
秋の八王子七福神めぐり
■ 日時 : 2021年11月20日(土)・21日(日)
■ 時間 : 9:00~17:00
■ 場所 : 各お寺どこからスタートしてもOK
■ 八尊の福の神、八王子七福神めぐり公式サイト
■ 八王子七福神めぐりFacebook
■ 八王子七福神めぐりinstagram
40周年記念限定御朱印紙
11月20・21日におこなわれる『秋の七福神めぐり』では、40周年を記念した見開きサイズ(A5版)の限定御朱印紙が500部限定となっており、各尊のはんこを押していただけます。
8ヶ所にあるお寺すべてのはんこを押していただくと、最後のお寺で八角形の金印を押していただき満願となります。
限定御朱印紙だけではなく、通常色紙もご用意されていて、御朱印帳も直接書いていただけますよ。
今回は満願の金印が変わり、各お寺の七福神から1字をとった金印を用意しているそうです。
押してもらいたい文字のお寺を最後にめぐり、永くつづく福徳とご利益をお受け取りください。
各お寺金印の文字はこちら
秋の限定御朱印紙
秋の限定御朱印
・限定500部。(8ヵ寺全体で500部)
・8ヵ寺どこのお寺でも限定御朱印紙をお求め頂けます。
8ヵ寺めぐるのは後日でも大丈夫です。
限定御朱印紙 1枚 1,000円
朱印代 各尊 100円
ちなみに通常では、各お寺に用意してある「通常色紙(300円)」を手に好きな順番でめぐり「通常色紙朱印(200円)」をいただきます。
通常色紙
移動方法・経路時間について
七福神めぐりのそれぞれのお寺への移動時間は歩いても10分から15分ほどと近いようですが、すべてをめぐると約6.2キロの距離になりますので、ご自身の体調にあわせて移動方法をお選びください。
ご参拝に際し、検温、マスク消毒等感染予防を行い、体調管理のうえ七福神めぐりをお楽しみください。(各寺院においてもコロナ対策を行っております)
移動方法・経路時間について
所要時間は各寺院滞在時間10分を目安に計算しております。
・徒歩 : 約2時間10分
・自転車 : 約1時間40分
・車、タクシー : 約1時間50分(傳法印には駐車場がありません)
・バス : 約2時間
タクシーについて
また、タクシー会社八王子交通では4名までの貸切タクシーによる『七福神めぐり観光周遊プラン』が用意されています!
本来は新春の七福神めぐりのプランでしたが秋の七福神めぐりにも対応してくださるそうです。
詳しくはこちら👇
八王子交通 タクシーでめぐる「七福神めぐり」観光周遊プラン
電話 : 042-623-5111
どのお寺からはじめるのも自由!
七福神めぐりは参拝順は決まっていませんので、ご自由にお決めください!
私は今回、八王子駅から近い傳法院からスタートしました。
秋晴れの青空の下、七福神めぐりには絶好の天気でした。各お寺への行き方は七福神めぐりマップが用意されていますので参考にしてください。
七福神めぐりマップ👇
傳法院 恵比寿天
真言宗智山派 成田山 傳法院 (でんぽういん)
慶応元年(1865年)建立
所在地:東京都八王子市南新町4
最初の傳法院で限定御朱印紙と特製クリアファイルとマップをいただきました。
こちらには商売繁盛の神様「恵比寿天」が祀られています。
恵比寿天は七福神の中でただ一人日本出身の神様で、商売繁盛・福禄倍増の福運を授ける福の神の代表格となっています。
恵比寿天
本立寺 毘沙門天
日蓮宗 長光山 本立寺 (ほんりゅうじ)
慶長元年(1596年)建立
傳法院から歩いて7分くらい南にまっすぐ進むと本立寺があります。
所在地:東京都八王子市上野町11-1
こちらには開運勝利の神様「毘沙門天」が祀られています。
インド出身の軍神でまたの名を多聞天、開運勝利と共に財宝富貴自在の福を授けてくださいます。
毘沙門天
金剛院 福禄寿
高野山真言宗 別格本山 慈光山 金剛院
寛永8年(1631年)建立
所在地:東京都八王子市上野町39-2
本立寺から4分ほど歩いた中央線の踏切近くにある大きなお寺です。
以前は僧侶修行の場として本堂・観音堂・太子堂の伽藍を整えてましたが、八王子空襲によって境内のほとんどの建物が焼失してしまったそうです。
こちらには福寿無量の神様 「福禄寿」が祀られています。
中国の仙界の神尊で招福と立身出世を司るといわれています。
福禄寿
信松院 布袋樽
曹洞宗 金龍山 信松院
天正18年(1590)建立
所在地:東京都八王子市台町3-18-28
場所は金剛院から歩いて7分富士森公園の下側。戦国武将武田信玄の四女松姫さまゆかりのお寺です。
家庭円満の神様「布袋尊」が祀られています。
布袋尊は七福神の中で唯一実在した人物。中国の岳林寺の住職であったといわれています。
布袋樽
また、院内には松姫さまのお墓がありますので参られてはいかがでしょうか。
前半の4ヵ寺を周りました。こちら信松院の境内にはカフェ「金照庵」があります。後半戦にむけ一服されてはいかがでしょうか。
善龍寺 走大黒天
日蓮宗 興栄山 善龍寺
天正19年(1591年)建立
所在地:東京都八王子市元本郷町1-1-9
善龍寺は信松院から甲州街道をまたいで15分ほど歩いたところにあります。ここは通っていた小学校が近くにあったので境内で遊んだ思い出があるお寺です。
こちらには健康増進の神様「走大黒天 (はしりだいこくてん)」が祀られてます。
もとはインドの神さまで闘いの神様といわれていましたが中国に渡ると食物の神様として台所に祀られるようになりました。そして日本では農業の神としても信仰されています。
「走大黒天」とは第10世の円実院日真上人がそのお姿から名づけられたそうです。
走大黒天
ここから先は、七福神めぐりと同時開催されるいちょう祭りのエリアとなります。
甲州街道のいちょう並木
了法寺 新護弁財天
日蓮宗 松栄山 了法寺
天正18年(1590)建立
所在地:東京都八王子市日吉町2-1
了法寺は善龍寺から甲州街道に戻り西八王子駅方面にむかい15分ほど歩いたところにあります。「萌え寺」としても有名なお寺です。
こちらには良縁成就の神様 「新護弁財天」が祀られています。
もとはインドの神様で、音楽・芸能の神様として信仰を集め、弁舌才知・学業成就の福徳と共に、子育て縁結びの功徳も授けてくださいます。
新護弁財天御本体のご開帳は1月1日から10日までとなってます。
宗格院 寿老尊
曹洞宗 良价山 宗格院
天正10年(1582)建立
所在地:東京都八王子市千人町2-14-18
宗格院は了法寺から歩いて10分ほど歩いた住宅地の中にあります。戦国時代の武田家ゆかりのお寺です。
こちらには不老長寿の神様 「寿老尊」が祀られています。
福禄寿と共に中国の出身で寿福を司る神様だったと伝えられていて、不老長寿と延命の福徳があるといわれています。
寿老尊
ここまでが皆さまにもおなじみの七福神ですがはじめにお話ししたように、八王子では吉祥院の吉祥天を加えて八福神となっています!
吉祥院 吉祥天
真言宗智山派 一乗山 久松寺 吉祥院
昭和20年建立(草創は応永年間の寺伝あり)
所在地:東京都八王子市長房町58-3
吉祥院は宗格院から歩いて15分ほど南浅川を渡った高台にあるお寺です。見晴台からは、万葉の古歌にも詠まれた多摩の横山を眼下にすることができます!
こちらには福徳自在の神様 「吉祥天」が祀られています。
もとはインドの幸福と美の女神、別名功徳天と言われ、一切の災いを転じて吉祥とする福徳自在の功徳を持ちその優しさで多くの人々を助け福を与えてくださいます。
吉祥天
全部集めると…
絶好のお天気の中、無事に七福神めぐりを終える事ができました!
8ヶ寺すべてのはんこを押してもらい、最後の吉祥院で満願の八角形の金印を押していただきました。
各お寺へ自分のペースでめぐれるのも魅力の一つだと思います。
前述しましたが、11月20・21日に行われる『秋の七福神めぐり』では満願の金印が変わり、各お寺の七福神から1字をとった金印が用意されています。
押してもらいたい文字のお寺を最後にめぐりましょう。
各お寺金印の文字はこちら
七福神めぐりを終えて、お寺というのは歴史を今に伝えるタイムカプセルのような存在だと思いました。
皆さまも秋が深まり黄金色に色づいたいちょう並木をながめながら、七福神めぐりを楽しまれたらいかがでしょうか!
秋の八王子七福神めぐり
■ 日時 : 2021年11月20日(土)・21日(日)
■ 時間 : 9:00~17:00
■ 場所 : 各お寺どこからスタートしてもOK
■ 八尊の福の神、八王子七福神めぐり公式サイト
■ 八王子七福神めぐりFacebook
■ 八王子七福神めぐりinstagram
七福神めぐりマップ👇
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