レポもいよいよ第3弾♪今回は、ゲストワイナリーとショップの出店の様子と、なんと全店制覇した方がいらっしゃったのでインタビューしました!
このワインフェスティバルで新たに知った日本ワインの魅力をお届けしたいと思います!
常滑ワイナリー ネイバーフッド
まずはBASEL前に来ていたゲストワイナリー『常滑ワイナリー ネイバーフッド』。
愛知にはワイナリーが3軒しかないこと、ネイバーフッドさんは直営レストランかネット販売でしかワインが飲めないということで、八王子に居ながら飲めちゃうのはとっても貴重でラッキーな機会!
名古屋で採れたというマスカットベーリーAの赤ワインをいただきました。
赤っぽい果実を感じる香りに、甘酸っぱさとぶどうをかじった時の皮を思い出す香りがはじけるジューシーな仕上がり。
夫が頼んだピノノワールの白ワインもひとくち。
ピノノワールは、もともと赤ワインを作る皮の色が紫の品種なんです。淡いオレンジワインみたいなしっかりとした色合いで、上品かつ確かな酸味とまろやかな飲み口、赤ワインのような飲みごたえを感じました。
Early先輩はメルローをチョイス。
スッキリとして、飲み口が柔らかい。丸みがありながらもしっとりとした渋みが心地よいです。
COLTa
こちらはみなみ野から徒歩10分ぐらいの所にお店を構える実力派イタリアン!密かにファンのお店です。
泡、白、赤と試飲ワインがあり、珍しくて目を引いたギリシャの白ワインをチョイス。
完熟ぶどうを使用していて、香りも最初に感じる味わいも濃厚な甘さ。樽の効いたまろやかさととろみを感じる飲み心地に、優しい酸が後味をまとめてくれていました。
イタリアの泡は辛口で、酸味もやや効いていてさっぱり爽快な飲み口。炭酸の泡は細かいけれど強くて、この時期に外で飲むのが気持ちよく味わえる1杯と感じました。
サンジョベーゼの赤は、プルーンのようなまろやかさの中にスパイシーなニュアンスも感じる。飲み口はスッキリと癖はなく、残り香にほんのり樽の香り。酸味が少なく飲みやすいワインでした。
DOURAKUDA KITCHEN
いい香りとビジュアルに心奪われ、純粋に食べたくて買ってしまった『バウムクーヘンのフレンチトースト』。これが大正解!
ふんわりとしたバウムクーヘンに卵液がしみ込んでいて、噛むとじゅわっと水分を感じるぐらいしっとり濃厚。優しい甘さに口でほどける柔らかさが幸せ…!!
その横ではワインと、ワインのお供代表格の生ハムを原木から切って提供していました。 生ハムとワインって最強の組み合わせ!!
ドメーヌ・ヒデ
2月のサンヴァンサンにもゲストでいらっしゃっていたドメーヌ・ヒデさんの、マスカットベーリーAをいただきました。 可愛らしいベリーっぽいような香りと、熟成感や枝や種を感じるしっかりかつしなやかなタンニン、ジャムのような甘みと余韻が感じられました。
ビール好きの夫は白ピケットを一口。
「ワインと思って飲むと意外な味と香りがする!」という2月の私と同じようなコメントを出してきました。似たもの夫婦ってやつなんですかね。(違う)
フルーティーなビールと、辛口のスパークリングワインの中間ぐらいの、柑橘っぽい香りや種や皮の間の渋みとほのかな苦みが感じられる、ビール好きさんに試していただきたい1杯。
シャトー勝沼
山梨で3代にわたり140年以上の歴史を誇るシャトー勝沼さん。
「納得のいくワインに出会うためには、自らの手でぶどうをつくりだす」ということを「それが当然であり自然であると受け止めてきました」という考え方を基礎として、人任せにしないこだわりのワイン造りをしているとのこと。
こちらでも、マスカットベーリーAをいただく。同じ品種の飲み比べは興味深いですね!
開けたてをもらったので少し硬い印象でしたが、土っぽい香りに、スパイシーとスモーキーの間ぐらいの複雑な香りを感じます。後味に素朴なクッキーのような香ばしさと甘みを感じ、酸味は軽くキレイな印象でした。
ちなみに、こちらの『菱山ベーリーA』は2023年のサクラアワードの金賞を受賞しているそう!!
※サクラアワードとは、ワイン業界で活躍する女性が審査員となって、国内外のワインを品評する会のことです。
ドメーヌ・キョウコ・ホサカ準備室
こちらは、ワイナリー設立準備中。生産者のホサカさんが笑顔でサーブしてくださったのは、またまたマスカットベーリーA!
皮の渋さと、ぶどうキャンディを思わせる甘い香りが強く感じられます。口に含むと瞬間的な強い酸味の後にジューシーなぶどうの味わいが続き、余韻にはまた甘い香りが口に残ります。
色が濃く、うっすらと濁りもありますが、クリアな味わいで渋みが少なかったです。
岩崎醸造
桑都テラスに出展していた『岩崎醸造』さんへ。
桑都テラスは、雨が降っているにも関わらずたくさんのお客さんで賑わっていました。
いただいたのは、甲州の白ワイン。旨みをともなった優しい甘みと、香ばしい香りが特徴的でした。
口に含むと花の蜜のように広がる香りと甘み、お酒ならではのほろ苦さが加わり、こちらは日本酒好きさんがワインに挑戦するのにおすすめな味わい。
余韻にも甘さとほろ苦さが広がり、春の野菜を使った料理と相性がよさそうだと思いました。
WINE SHOP NURAGHE
甲州街道沿いにオープンした、サルデーニャ島を中心としたイタリアのワインをセレクトして販売している八王子唯一のお店。
Early先輩が選んだのはバルベーラという品種の赤ワイン。
バラの花のような香りとニュアンス。華やかでゴージャスなのに後味は軽やか!
楽しそうな参加者の方々
子安神社でお会いした方々
ヴァガボンドの前でお会いした方々
焼鳥高澤でお会いした方々
ゴーシュ前で1枚!
現れた!全店舗制覇したツワモノ!!
混雑具合を見て急きょ行く順番を変えたり、お食事を楽しみながらワインを味わったりしたため時間がかかってしまったことと、結構酔っぱらってしまったので、Early先輩も私も、それぞれ15店舗まわるのが精一杯でした…。 そんな中で、スマートかつ素早く、お酒も強く、全店舗を制覇した方がいたということなので、お話を伺いました! その方のお名前はダテさん!!
全店制覇の証!すごい!!
――ワインフェスティバルには結構参加されていますか?
今回は6回目の参加でした。
――今回は、過去と比べていかがでしたか?
参加者が慣れた方が多くなったのか、スムーズに回れたのと、マナーが良くなった気がします。 ワインは全体的にレベルが上がっており、ナチュラル系(ワイン)を出しているお店が増え、満足度が上がりました。
――回ったお店の中で、気になったお店や好きなお店はありましたか?
GURECOは、絶対に外さないワインが出ます。今回も満足です。できれば有料試飲もしたいですね。時間があればお肉も食べたかった。 Bon Coeurは、ワインも料理もコスパ含めて最高でした。有料試飲も安くて、つい吞んでしまいました。 BISTROT HAJIMEも、いいワインを出していて、改めて言ってみたいと思わせるいいお店でした。
とのこと。 確かに言われてみれば、以前より参加人数が多かったものの、列に並んでもスムーズにワインをいただけたような気がします。参加店舗さんでも導線や提供などの工夫をしていてくださったことと思います。 ダテさんが挙げていたお店は私も大好きで、今度あらためて取材に行きたいと思ったお店と丸被りしましたよ!(笑)
いかがでしたでしょうか。
今回のワインフェスティバルは日本ワイン(収穫、醸造すべてを日本で行っているワイン)にフィーチャーしていて、八王子に居ながら様々な日本ワインをいただくことができ、色んなペアリングまで楽しめました!
参加者の方も、あいにくの天気の中でしたが楽しそうに笑顔でワインを飲んでいらっしゃいましたね。
次回のワインフェスティバルでは、どんなワインに出会えるのか…楽しかったばかりなのに、もう次回への期待が高まってしまいます!!
チェックしよう!