季節の食材を使った『おばんざい』を味わえる家庭的なお店があると聞き『呑食歌 川村(とんじきか かわむら)』に行ってきました!女将さん手作りの心が温まるメニューをご紹介します!
楽しく呑んで食べて歌えるお店
八王子駅北口から徒歩5分。みさき通りをまっすぐ進み、南口へ抜けるりくばしの通りの交差点付近にお店があります。
外観は和風の落ち着いた雰囲気の佇まい。早く暖簾をくぐりたくなります!かつては『和処 かわむら』として営業していましたが、2022年3月26日に『呑食歌 川村』としてリニューアルオープンしました。
所在地:東京都八王子市三崎町5-7 理光ビル1F
看板や暖簾の文字は、女将の川村さんの手書きです。小さな看板の右上『呑食歌』の文字に注目!読んで字のごとく「楽しく呑んで」「おいしく食べて」「元気に歌う」。そんな温かさに包まれたお店です。
店内は奥行きがあり、カウンター席12席と個室が1室あります。ゆったりと座れるカウンター席では、目の前に並ぶ『おばんざい』を眺めながら女将さんとの会話を楽しむことができます。
カウンターの内側は和モダンな装飾が施され、芸者さんのうちわが綺麗に並べられています。芸者さんたちもお客様とご一緒にお店に来られるそうですよ!天井にカラオケ用のモニターが取り付けられているのが見えますが…早い時間帯はご接待のお客様が多く、カラオケはたいてい21:00以降に始まります!
傘をイメージした窓と壁の装飾がおしゃれな個室。広めのテーブルで、個室でもゆったりと過ごせます。女将さんはお店で書道教室を開いており、生徒の皆さんは出汁の香りが漂う中で練習するそうですよ!それであんなに達筆でいらっしゃったのですね!
日替わりのメニューは女将さんの手書き!
『本日のメニュー』は日ごとに異なり、毎日女将さんが手書きをされています。たま~に、うっかり書き忘れてしまうのだとか!明るく気さくな女将さんのお人柄が、手書きの文字にそのまま表れているようです。
飲み物は日本酒、ウイスキーのほかにもビール、ワイン、梅酒など豊富に取り揃えています。『おばんざい』に合うお酒をたしなむことも楽しみのひとつ!
健康を考えられた女将さんのおすすめメニュー
女将さんがおすすめしてくださった2品をいただきました。素敵なお皿に盛り付けられた『おばんざい盛り合わせ』と『牛すじ煮込み』を堪能しました!女将さんは『体にやさしいお料理』を心がけていて、メニューは家庭的なものが中心。季節の食材を取り入れることも大切にされています。
かつて板前さんがいらした時は、接客がメインだった女将さん。ですが今は、厨房と接客の両方を奮闘中!妹さんとお母様と一緒に楽しく切り盛りされています。
ビールもいただきましょう!ついついお酒が進んでしまいます。
おばんざい盛り合わせ 1,100円
「生まれも育ちも八王子」とおっしゃる女将さんの作る心のこもった『おばんざい』。地元愛にあふれ、野菜は八王子産のものも使うように心がけています。
赤い小鉢に盛られた『そら豆』はほんのり感じる塩味がちょうどいい!緑色の小鉢は『かぶのそぼろ煮』。『かぶ』はとろける柔らかさ。やさしい味のそぼろあんが、シャキシャキの茎に絡みます。
小鉢のまわりは左上から時計回りに、細目だけれど歯ごたえ十分な『きんびらごぼう』。お味噌が香ばしいピリ辛味の『こんにゃく味噌炒め』。やわらかく、薄味が絶妙な『切り昆布の炊いたの』。鶏肉のいい出汁が野菜に染み込む『蓮根と人参のうま煮』。どれも上品でバランスのよい味付けです!
牛すじ煮込み 990円
目の前で香り漂う『牛すじ煮込み』。牛すじ、こんにゃく、ごぼう、にんじん、大根の上にネギが乗ります。煮込まれた野菜はやわらかく、まろやかな風味。後味がよく、どんどん食べ進めてしまいます!
こちらは煮込まれた『牛すじ』。やわらかくてプルプル!ちょっぴり辛味を感じるのは、にんにく&生姜を入れてじっくり煮込んでいるからです。最初に漂った風味豊かな香りは、隠し味のにんにく&生姜が効いていたからなんですね!
女将さんが心を込めて作る『おばんざい』の数々は家庭的で体にやさしいものばかり!落ち着いた雰囲気のなかで過ごすことができるので、一人でも入りやすいお店です。
皆さんもぜひ、明るくとっても気さくな女将さんとの会話を楽しみながら『おばんざい』を味わってみてくださいね!
呑食歌 川村(とんじきか かわむら)
- 住所
- 東京都八王子市三崎町5-7 理光ビル1F
- アクセス
- 八王子駅北口 徒歩6分
- 営業時間
- 17:00~23:00 (LO 22:30)
- 定休日
- 月・日曜日・祝日
- 電話
- 042-620-5656
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