ハイボールが500円(税抜)で60分飲み放題
八王子駅北口を出て、ジョイ五番街通りを甲州街道方面に北上すると、赤提灯と紫色の暖簾を提げた店がある。それが今回紹介する「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」だ。
「ハイボール60分500円飲み放題」と書かれた魅惑的な看板が目印だ。ハイボールは1杯400〜500円ほどするので、1、2杯飲んだだけで元が取れる計算。
店の中は奥に細長い作りになっており、テーブル席、カウンター席を合わせて70席以上ある。
メニュー
メニューは以下のとおり。ハイボールが好きでたくさん飲む人は「角ハイボール60分500円飲み放題」が断然お得だが、それ以外を飲みたい人は「香るエール」や各種サワー、果実酒、カクテル、焼酎などを単品注文することが可能。
フードはジンギスカンを中心に、小鉢に入った180円(税込198円)の「酒の肴」や、ラム煮込みやラムタンポン酢といった「逸品」、サラダやご飯ものも用意。
角ハイボール飲み放題
まずはこの店の一番の売りである「ハイボールの飲み放題」を注文。鐘を高らかに鳴らして飲み放題の開始を祝福してくれる。60分間はセットされたタイマーで確認することが可能。
※別途席料220円(税込)がかかる
各席にハイボールサーバーが設置されており、客が自分で注ぐシステムだ。サーバーの使い方は簡単、レバーを手前に倒すだけで完成されたハイボールが出てくる。もしアルコールが濃いと感じたら、奥側にレバーを倒せば炭酸水だけが出てくるので調節するといい。
ガス圧が強く、飲みごたえのある角ハイボールが60分間何杯でもおかわりできる。自分の好きなタイミングで注げるので、待つ時間や店員を呼ぶ手間が省けるのが嬉しい。
ラム肉
■ ジンギスカン ラムちゃんセット
岩塩でしめ、数日間低温熟成させた「塩〆熟成肩ロース」と野菜(玉ねぎ、ピーマン)、薬味、牛脂がセットになった「ジンギスカン ラムちゃんセット」を注文。ひとり1人前の注文が必ず必要だ。
片面を焼き、白くなってきたら裏返して15秒が食べ時である。焼肉やジンギスカンに共通して言えることだが焼き過ぎは禁物。ちょうどいい加減で焼き、熱いうちに食べるのが鉄則だ。
春菊、長ねぎ、生姜を細かく刻んだ薬味と熟成だれを合わせて食べるのが店の推奨する食べ方。香草類が好きな人は、この薬味に心躍るはずだ。
■ ラムレバー
ラムの希少部位としてレバー、タン、ハツがあり、今回はレバーを注文。こちらも焼き過ぎは禁物。レバー好きは表面をさっと焼いて、中はミディアムレアで食べるべし。ねぎ塩をたっぷりかけるのも忘れずに。
■ ラムチョップ
「このクオリティのラムチョップを480円(税抜)で食べられる店はなかなかない」と、店員が太鼓判を押すラムチョップ。自分で焼いてもいいが、おいしく食べたい人は店員に任せた方がよさそうだ。特製スパイスで食べるのを推奨。
肉以外にも魅力的な料理が
■ ラムちゃん特製ポテトサラダ
店員が目の前で作ってくれる「ラムちゃん特製ポテトサラダ」。ボウルに入ったじゃがいもや燻製卵、ベーコン、タルタルソースを潰して混ぜ合わせ、最後にスナック菓子を投入して完成。一口でさまざまな風味と食感が楽しめるおもしろい一品だ。
■ 〆のつけ麺
〆にはネギ飯や特製TKGといったご飯ものもあるが、店員から薦められたのは「〆のつけ麺」。ホーロー鍋で提供される温かい麺を、ラム肉を食べた熟成だれにほうじ茶を注いで作ったつけ汁につけて食べる。たれに溜まったラム肉の脂も旨味のひとつとなり、ジンギスカン屋ならではの一品となっている。
60分間でハイボール5杯と料理で3000円ほど。もっとたくさん食べたい人は、全メニュー食べ放題と角ハイボール飲み放題が90分間楽しめる「食べ飲み放題」が3,980円(税込4,378円)を選ぶといい(前掲のメニュー参照)。
明るくはつらつとした店員がわからないことは何でも教えてくれるので、行ったことがない人でもひとりでも楽しめるはずだ。ハイボール好きならば絶対に行ってほしい店である。
■ 営業状況に変更が発生している場合があります。
最新情報は公式サイトよりご確認ください。
https://ramuchan.jp/topics/
大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん 八王子店
- 住所
- 東京都八王子市東町13-13 新井ビル 1F
- アクセス
- 八王子駅北口 徒歩5分
- 営業時間
- 平日 16:00~23:00
土日祝 12:00〜23:00 - 定休日
- なし
- 電話
- 050-1860-0742
- Webサイト
- https://ramuchan.jp/
- @ramuchan_hachioji
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