日本の伝統美!花柳菊小太郎先生に習う『伝統文化こども日本舞踊教室』

着物姿での一挙手一投足。その所作があまりに美しく、目を奪われました。このような体験をしたことがありますか?これは、文化庁主催の『伝統文化こども日本舞踊教室』に参加して日本舞踊の花柳菊小太郎先生のお手本を見ているときに感じたことです。2024年10月から2025年1月に全8回、小太郎先生に日本舞踊を教えていただきました。

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浴衣に着替えてから習います

浴衣の着付けをお手伝いしてもらい、浴衣で踊ります。着付けは先生方に手際よく美しく仕上げていただきました。自分ではなかなか覚えられず、つい甘えてしまいました。

花柳菊小太郎先生に習う『伝統文化こども日本舞踊教室』

全身の筋肉や体幹を使う日本舞踊

お辞儀の仕方についても教えていただきました。体験してみると全身の筋肉や体幹を使うので汗びっしょり。このお辞儀では体幹を使うため、思わず体が震えてしまいます。

花柳菊小太郎先生に習う『伝統文化こども日本舞踊教室』

日本舞踊の起源についての紙芝居から始まりました

初日、小太郎先生から踊りの起源について紙芝居がありました。「天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸(あまのいわと)に隠れた際に、天鈿女命(あめのうずめのみこと)が神がかりして舞った」という有名なこの神話に登場する舞こそが、踊りの起源だと知り、習えることに感動しました。

近年、習い事に日本舞踊を選択する方が少なくなっているとのこと。我が子は、このお話を聞き、この数ヵ月間、日本舞踊を心して習おうと思ったそうです。このようにいつもモチベーション管理が上手な菊小太郎先生です。

花柳菊小太郎先生に習う『伝統文化こども日本舞踊教室』

日本舞踊のプログラム構成について

プログラムは、伝統的な日本舞踊の踊りだけではなく、孔子、宮澤賢治の朗読に日本舞踊の基本の所作を取り入れた内容も素敵でした。このときの小太郎先生のお手本が一人芝居を観ているように美しくてずっと観ていたいと思いました。この体験だけでも習ってよかったと思う瞬間です。

また、睦月、如月…師走はこのお稽古で子どもが覚えてきました。暗唱しながら手のふりをつけて踊ると記憶に残りやすいようです。古典の知育教室としても優秀なプログラムだと思いました。写真は「長唄菊づくし」を踊っているところです。

花柳菊小太郎先生に習う『伝統文化こども日本舞踊教室』

桑都テラスの会場が使えない日は

桑都テラスの会場が使えない日は、こちらの八王子花柳界内見番(南町1-7)が会場でした。2階にある松の絵が描かれたお部屋に入った瞬間に個人レッスンをされてた方の扇子を使ったお稽古を目撃し、子どもがぽーっとなっていました。あそこまでできるようになりたいから次回も参加したいと言うほどでした。こちらの会場では個人指導もされており、グループで申し込むと出張にも対応していただけるそうです。お問合せ先は八王子市役所の団体紹介ページを参照してください。

花柳菊小太郎先生に習う『伝統文化こども日本舞踊教室』

重要無形文化財にも指定

重要無形文化財にも指定されている日本舞踊。踊ることで体感できる伝統美があります。半幅帯で浴衣の着付けも教えていただけるので、浴衣や普段着の着物なら、少し着られるようになります。毎回、着付けの先生や菊小太郎先生のお着物が凛として美しく、楽しみのひとつでもあります。加えてお手伝いされている先生方や地元の協力してくださる方が子どもたちのためにいろいろと工夫をこらしてくださっているのも感動しました。


風月

花柳菊小太郎先生は明るく素敵な元気をもらえる先生です。先生が「10年は続けます!」とおっしゃっていましたのもすごいなぁと思いました。次は菊づくしの扇子を持つところまでできるようになりたい!

桑都テラス

住所
東京都八王子市中町11-8
アクセス
八王子駅北口 徒歩7分
定休日
月曜日
Webサイト
https://sototerrace.com/
Twitter
@soto_terrace
Instagram
@soto_terrace
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